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Interview with May Nagahisa vol.5 | トゥシューズがすべて

舞台で輝き舞うバレエダンサー、永久メイ。美しさを体現する彼女のバレエとの向き合い方やライフスタイルから、日々のバレエライフを一歩前進し楽しむためのヒントを、全6回のインタビューを通じて探ります。

Interview with May Nagahisa
vol.5

マリインスキー・バレエ団でファーストソリストとして活躍する永久メイさん。数々の公演で主役を演じ、その透明感あふれる踊りは多くのファンを魅了しています。 2021年には「Forbes 30 Under 30 Asia 2021」(アジアを代表する30歳未満の30人)にも選出されるなど、今後の活躍からますます目が離せない彼女に、日々のレッスンのあれこれや、ライフスタイルについて伺いました。

Vol.5のテーマは、クラシックバレエの代名詞であり、舞台でのダンサーのパフォーマンスを支える「トゥシューズ」について。

トゥシューズが、すべて。

――ジュニアの時は何足くらいトゥシューズを常備していましたか?
もちろんトゥシューズのかたさやメーカーによっても違うんですけど、コンクールの時は絶対に4~5足は持っていたと思います。バレエ学校の時は、普段も自分の足に合った、ベストなかたさのトゥシューズを必ず3足は持っていなさいと言われていました。

――今はどのくらいお持ちですか?
今は踊る作品も毎週、毎日違うので、それぞれの作品に合うトゥシューズのかたさも違ってくるんですね。入団4,5年目の最近になって入団1年目の時のシューズを出してきて使ったり。なので、シューズに穴が開いたり生地がだめにならない限り、絶対に捨てないようにしてリボンもそのままにしています。いつでも古いものを使えるように、日ごろから常備しています。

 

 

 

 

 

 

――トゥシューズはどんなふうにアレンジしていますか?
本番の時に脱げるのが怖いので、かかとと土踏まずのところに二本でクロスするゴムを縫っています。リボンは、バレエ学校で言われていたことなんですが、アキレス腱の部分だけストレッチ性のきくやわらかいゴムをつけるようにしています。自分の足に合わせてリボンの長さも調整するので、トゥシューズのリボンを縫うのって時間がかかるんですよね。

――トゥシューズで踊るのとバレエシューズで踊るのと全然違うと思うのですが、トゥシューズではどんなことを意識していますか?
「トゥシューズ」がすべてだと思っています。もちろん踊り方の意識もしているんですけど、やっぱり、トゥシューズが足に合っていないと踊れないというか。
自分の身体や足のコンディションは毎日変わってくるので、踊る前の馴らしでどれだけ自分の足にフィットさせるか。そこが大前提の上での踊りになると思うので・・・。だから、どれだけ自分のものにできるか、足に馴染ませられるかを意識してシューズやリボンの用意をしています。踊り方以前に、そっちを意識しちゃいますね。

もちろん踊っているときは、いつも体重を見せないためにも、軽く踊るためにも、ドゥミポワントの位置を高くするように心がけていて。バレエシューズの時と同じように、床から離れないように足の先まで意識して使うようにしています。

 

 

 

 

 

――そのことによって、重さを感じさせない動きができるということでしょうか?
やっぱり、どれだけスムーズに踊れるかが大切で。つま先で立つのと、アテールに降りるのとでは、身体の高さもすごく変わってくるじゃないですか。その上下の動きでガタつくと、すごく体重を感じるというか、表現の仕方は変なんですけど、人間味を感じるというか・・・。やっぱりバレエっておとぎ話の世界で、どれかで優雅にスムーズに体重を見せずに踊るかを意識しているので、そこにつながってくのかなと思います。

Interview:Ayako Kaji

次回2月上旬更新予定

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