「バレエの発表会に出る前に・・・」知っておきたいことリスト

お教室によって発表会のスタイルや規程はさまざま。参加する前に確認しておくとよいポイントをご紹介します。

参加について

●発表会ってどのくらいのペースで開催されるの?

1年~2年に一度のペースで開催されることが多いようです。全幕ものを上演する大規模の発表会や、小品集などを上演する「おさらい会」などと呼ばれるものまで、発表会の形態もさまざまです。。

●発表会は参加しなくてはならないの?

参加については、「全員参加がモットー」、「都合により選べます」「基本的には参加していただきたいが強制ではありません」など、こちらもさまざま。とりわけ、子どもクラスの場合は基本的に全員参加としているお教室が多くあるようです
発表会の時期が近づくと、ふだんのレッスンも舞台に向けた内容になることが多いので、参加・不参加については、お子さまご自身ともよく相談してみることをおすすめします。

●発表会にかかる費用は?

発表会にかかる費用は、参加費、衣装代、レッスン代(通常のレッスンに含まれる場合もあります)、用品代など・・・。数万円から数十万円ほど必要な場合が多いようです。発表会の規模や参加人数によっても違いますが、具体的な金額感については、お教室の先生や親御さんなどに相談するのもよいでしょう。

  

練習について

●どのくらい練習が必要なの?

開催の半年から1年ほど前にはお知らせがあり、発表会に向けた練習がスタートします。通常のレッスンのあとに発表会の練習が入ったり、自習を行ったり、練習時間は増えていきます。休日に特別練習が増えたり、夜遅くまで練習が続く・・・なんてこともしばしば。
発表会当日までの練習は、体調管理もしっかりとして故障やケガをしないことが重要ですね。

●照明合わせって?

本番の3ケ月から1ケ月前には、「照明合わせ」が行われます。舞台監督さんや音響さんが発表会当日の演出について確認をする日です。衣装の色や作品のイメージをもとに照明や背景の色を決めたり、音出しのきっかけを決めたりなど、照明合わせの日は本番同様の流れでリハーサルが行われることがほとんどです。「なるべく全員参加で」とのお教室も多いので、お休みすることのないように注意しましょう。

●ゲネプロって?

ゲネラル・プルーベ(General Probe)日本語で総稽古の略です。最後の総稽古を意味し、作品の仕上げとして本番とまったく同じ状態でノンストップで行う「本番直前のリハーサル」のことを指します。

  

バレエ衣装について

●衣装は購入するの?

衣装の準備方法には、「購入」「レンタル」「手作り」の3通りあります。多くの場合は、演目や配役により先生が決定します。 レンタルの教室が多いようですが、小さなお子さまのクラスはクラシック・バレエ作品ではなくオリジナル振付の小作品を踊ることも多く、サテンやチュールなどの素材を使って手作りする教室もあるようです。「購入」なのか「レンタル」なのか?また、着数によっても費用が大きく変わってきます。お教室で事前にしっかりと確認すると安心です。

●衣装ってどうやって着るの?

衣装を着るときは、アンダーショーツ → ボディファンデーション※1 → タイツ → ステージショーツ※2 → 衣装 の順で着ていくのが一般的です。 小さなお子さまの場合は素肌にそのまま衣装を着ることも多いようですが、レンタルの衣装を着る場合は、着用後お洗濯ができないので、ボディーファンデーションを着用することをおすすめします。汗をかいても衣装をきれいに保つことができます。 また衣装に」ツン(ショーツ部分)」が付いていない場合は、ステージショーツをはいてください。

 

お子さまの発表会を経験したママ・パパの声

「心身の大きな成長に。」

ーー練習がとても厳しくて泣きながら練習してました。ですが、舞台は人を成長させるんですね。心身ともに、びっくりするほど成長しました。また、お友だちとの信頼関係も強まり、とても仲よくなりました。
ー 発表会を通じて「ひとつの作品をつくりあげる」という経験は、とても貴重だと思いました。練習やリハーサルをたくさんしてもなかなかうまくできなかったけど、本番ではほんとうに素晴らしい作品になっていて、感動のあまり涙が出ました。

「さらにバレエが大好きに。」

ーー キレイな衣装にたくさんの拍手。夢のような時間だったと思います。本人も、次の発表会が待ち遠しい様子です!

ーー 上手な先輩の踊りをみて、「あんな風に踊りたい」と目標を具体的に持てたようです。

 

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