【STAFF VOICE】舞台への準備
2021年11月01日 0:00【STAFF VOICE】スタッフにインタビュー「舞台で輝くために、必要な準備とは」
日頃のレッスンの成果を存分に発揮できる場所「舞台」。スポットライトを浴びて、キラキラと輝く舞台にあこがれてバレエを始めたなんて方も多いのではないでしょうか。バレエをやっている方なら、誰しもが目標とする舞台。舞台に向けてどんな準備が必要なのか、現役時代多くの舞台に立っていたチャコットのスタッフに聞いてみました!
舞台経験について
スタジオの発表会や、コンクール、外部の舞台の出演など、大体年に2、3回ありました。
小さいときは2年に1度の発表会で、小学校高学年になってくると、コンクールなどの舞台にも少しずつ挑戦するようになりました。先生からのすすめで高校生からは外部の舞台にも参加するようになり、より一層舞台に立つことが多くなりました。
バレエをやっていて一番好きなことが「舞台」で踊ること!日々の大変なリハーサルや、レッスンも舞台のためを思うとどんなに辛くてもがんばろう!と思えました。
舞台裏でのウェア事情
身体を冷やさないことが重要です。
舞台裏は特に冷え込んでいることが多いので、身体を冷やさないことが大切です。ウォーミングアップをしても本番直前に身体が冷えてしまったら、良いパフォーマンスができません。
ハイネックのダウンベストや、
レッグウォーマーが必須でした。
舞台当日はメイクをしているので、被りのタイプだと化粧が落ちてしまう…。前開きのタイプだと、そういったメイクの時にも便利ですし、脱ぎ着もしやすいのでおすすめですよ。
着用アイテムはこれ!
効率よくウォーミングアップをするために
普段のレッスンほど、充分にウォーミングアップの時間が取れない本番の日はいかに「効率よくウォーミングアップをするか」が重要になってきます。
サウナパンツのようにすぐ身体をあたためてくれるようなパンツや、手首まで隠れるような長袖もよく着ていました。ストレッチから、バーレッスンのグランバットマンまで、動きやすいように軽くてあまりだぼつかないものを選ぶのもポイントです
着用アイテムはこれ!
「冷えないように」と「動きやすい」を兼ね備えたウォームアップウェアを選びましょう!
舞台裏でのトレーニング事情
長丁場の本番に備えるための「足首のトレーニング」
セラバンドでとにかく足首を鍛えていました。普段のレッスン前にも使えますが、本番は長時間踊ることが多く、緊張や疲れでトゥシューズで立ちきれないことが多かったです。
ウォーミングアップ不足によっていつもよりバランスが取りにくいなんてことも多かったので、足首のトレーニングは必ず行っていました。
集中力を上げて、心を整える「体幹のトレーニング」
舞台では雰囲気に飲まれてしまうのか、緊張なのか…。なんだかいつもよりバランスが取れなかったり、軸が定まらなかったり。本調子じゃないなというときに、自身の体幹を取り戻すためにブロックのようなものを使用していました。
ウォーミングアップをするのに広い場所が用意できない時も、これなら舞台袖でも使えるのでおすすめです。これで軸を確認してから舞台に立つことでいつも通りのパフォーマンスができました!
舞台裏でのトレーニングに!
佐藤さんにとって舞台とは?
わたし自身の成長のステップアップの場
舞台への練習はハードで、リハーサルもきつく、大変なことが多いですが、本番を迎えいざステージに立つとそんな苦労を一瞬にして忘れるくらいの喜びを感じます。その一瞬の輝きのために日頃、地道なレッスンを繰り返すんですよね。
一つ一つの舞台に向けて真剣に取り組み、舞台を経験することで、技術はもちろん、精神も強くなりますし、一緒にがんばる仲間との絆も深くなります。
一つ一つの舞台を重ねるごとに、心身ともに成長を感じることができるのが「舞台で踊ること」の醍醐味だなとわたしは思います。
いま、わたしは…
みなさまの足にフィットするトゥシューズを見つけるトゥシューズフィッターとしてお仕事をしています。
自身のこれまでのバレエ経験も活かし、みなさまがよりバレエを楽しく感じ、好きになってもらえるようなお手伝いができたらうれしいなと思います。
トゥシューズ選びで迷ったら、いつでもチャコットのスタッフに相談してみてくださいね。
スタッフの「舞台裏エピソード」はいかがでしたでしょうか?日頃の成果を存分に発揮できる舞台にするため、安心して本番を迎えられるようにいまからしっかり準備していきましょう!