「ポーズがしっかりと確認できるレギンスは、インストラクターにとって欠かせないアイテム。もともとアースカラーやナチュラルカラーが好きなので、まずはやわらかなベージュ系のワントーンでまとめてみました。ゆったりとしたシルエットのTシャツと合わせたこのコーディネートは、夜ヨガやアロマヨガなど、心身をゆるめるリラックスヨガのレッスンをする時に着たいです」

秋の訪れを感じさせる涼風が肌をなで、淡い光が差し込む中、まろやかな配色のウェアをまとい、身体をゆっくりとほぐす鎌田さん。はいているスムースレギンスの着心地を尋ねると、「名前のとおり、本当になめらかですね」と即答してくれた。

「これまでC BASICでは、うすくて軽いスキンレギンスを愛用していたので、スムースレギンスの肌に吸い付くようなフィット感は新鮮でした。肌寒くなってくる秋冬は、ほど良く厚みのあるスムースレギンスに切り替えてもいいなと思いました。チャコット・バランスのウェアは、女性の身体を美しく見せるこだわりが細部にまで宿っていて、素材もすごく優秀。実際に着てみると、ほかにはない上質さを実感します」

フィットプラスレギンスには、バックリボンがアクセントになったアイスグリーンのTシャツを。その着こなしは、凛とした佇まいの中にもひとさじのピュアさを感じさせる。

「黒のレギンスが持つストイックなイメージに、清涼感や女性らしさをミックスしたのが自分らしさかなと思います。フィットプラスレギンスは、医療用の着圧スパッツとは違い、脚のラインをなめらかに整えてくれるという印象です。脚だけでなく、骨盤やおなかもしっかりサポートしてくれているように感じました」

世界的演出家、マシュー・ボーンのもとで数多くの舞台に出演してきた鎌田さん。第一線で活躍し、さまざまなフィットネスウェアをまとってきたからこそ、細部のこだわりにまで気がつくのだろう。グローバルな経験と知性を備えた彼女に、「美しいと思う女性は?」という質問を投げかけてみたら、「芯のある女性」と、偶然にもブランドフィロソフィーである「人生を、芯から美しく。」に通ずる答えが返ってきた。

「わたしがすてきだと思う女性は全員共通して、自分の軸をしっかり持っています。海外では特に顕著ですし、自分の中に理念のある人は、佇まいが美しいと感じます」

新色のローズカラーのスキンレギンスにプリントトップを合わせたスタイリングでは、手指の先まで意識が向けられた美しいポーズを披露してくれた鎌田さん。

「素肌をまとっているような心地良さのあるスキンレギンスはお気に入りの一本。このすばらしさは実際にはいてみないとわからないと思うので、ぜひ試してみてほしい」加えて、今季より新しく追加された消臭機能についても、「レッスンが立て続けに入っている日もあるので、においを気にせずに過ごせるのはすごくうれしいです」と率直な感想を伝えてくれた。

ニュアンスカラーのワントーンも、コントラストの効いたスタイリングも、そして、エレガントなプリント柄も、華麗に着こなせるのは多彩で繊細な表現力を持つ鎌田さんならでは。そんな彼女に今後の展望を尋ねてみると、「目標ってないんです」と照れたように笑う。

「さまざまなジャンルの仕事をしているおかげで、いろいろな方や物、きっかけなどに恵まれています。『Go with the Flow』という言葉が好きなのですが、風の吹くまま、その時々のご縁や流れを大切にしながら、目の前にあることに全力で取り組みたいと思っています」

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