鈴木さんといえば、陸上未経験者でありながら、フルマラソンで3時間を切る「サブスリー」を1年半で達成したことで話題を集めるランナー。妊娠・出産、そしてピラティスという新天地への挑戦をきっかけに、現在は競技マラソンからいったん退き、趣味として走ることを続けている。

「走る時はゆったりとしたTシャツを選ぶことが多いですね。このTシャツは肌触りがやわらかく、ストレッチも効いていてストレスなく動けます。足さばきの良いレギンスもランニングのマストアイテム。華やかな花柄が気分を上げてくれるだけでなく、起毛タッチであたたかいのも良いですね」

スポンサードを受ける選手としてのプレッシャーから解放され、肩の力を抜いて楽しく走る彼女に、心浮き立つ季節を思わせるホリデーフラワープリントがよく似合う。

「花柄のボトムが好きで、いろいろと集めています。大胆なプリントの方が体型をカモフラージュしてくれる気がするので、大きめの花柄がお気に入りです」

「やさしい色味のオフホワイトのホリデーフラワープリントはセットアップで着るのもかわいいですが、ボトムを無地にして落ち着かせることで、よりレッスンに集中できる気がします。クロスバックデザインのトップは、ピラティスで大切な肩甲骨の動きが確認しやすいのが魅力。ボトムはわたしが初めて購入したお気に入りのスムースレギンスに。ウエストに締めつけ感がないのに、大きく脚を開いてもずり落ちてこないことに感動する、動きも呼吸も妨げないパーフェクトな1枚です」

チャコット・バランスに出会うまで、ずっとウェア選びに迷走していたという鈴木さん。今では、トップとレギンスを中心に、無地から柄ものまで所有するチャコット・バランスのファンだ。

「顔立ちがソフトな印象なので、鮮やかな色やスポーティーなデザインが似合わなくて。チャコット・バランスのウェアは色味がやわらかく、女性らしさを感じさせるデザインがしっくりきました。上質な素材感も自分が引き上がる感じがします」

2児の母である彼女は、レッスン帰りにカフェで作業をすることもしばしば。無地のトップと花柄のレギンスの組み合わせは定番のレッスンスタイルだそう。

「普段も愛用しているスムーストップは、肩周りから背中にかけてシースルーになっているので身体の動きが確認しやすく、フェミニンとスポーティーのバランスが絶妙なデザインもお気に入り。やさしい色味と大きな花柄のレギンスは、まさにわたし好みです」

この秋より、ピラティスインストラクターとしての活動を開始した鈴木さん。改めて、ピラティスの魅力とは?

「順位がリアルに出るマラソンでは他者と比較してしまい、自己肯定感は下がるばかりでした。その点、ピラティスは自分に意識を向けるエクササイズなので、比べるのは過去の自分。『昨日の自分より1%でも成長したい』と、自分軸で生きられるようになりました。内面の成長には上限がないと思うんです。内面を充実させることは、芯の美しさにつながっていくのではないでしょうか」

PROFILE

鈴木 莉紗 さん
(ピラティスインストラクター)

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