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Interview with May Nagahisa | メッセージは一番のプレゼント

舞台で輝き舞うバレエダンサー、永久メイ。美しさを体現する彼女のバレエとの向き合い方やライフスタイルから、日々のバレエライフを一歩前進し楽しむためのヒントを、全6回のインタビューを通じて探ります。

Interview with May Nagahisa
vol.3

マリインスキー・バレエ団でファーストソリストとして活躍する永久メイさん。数々の公演で主役を演じ、その透明感あふれる踊りは多くのファンを魅了しています。 2021年には「Forbes 30 Under 30 Asia 2021」(アジアを代表する30歳未満の30人)にも選出されるなど、今後の活躍からますます目が離せない彼女に、日々のレッスンのあれこれや、ライフスタイルについて伺いました。

Vol.4のテーマは、「大切な人への贈り物」について。

メッセージは、一番のプレゼント。

――今までもらってうれしかった贈り物は何ですか?
お祝い事やイベントの時に家族や友人から、また、応援してくださる方々からSNSを通して日本語でメッセージをいただくっていうのがすごくうれしいです。嬉しかったギフトを一つに絞るのは難しいですね。もらったものを、自分の環境にとけこむように見える位置に置いたり、身につけておきたいという気持ちがすごく強くて。自分の一部になるといってもいいくらい大切にしているんです。

――頑張ったねと褒めてあげたい昔の自分はどんな自分でしょうか?何をプレゼントしたいですか?
本番前に緊張して自分をすごく追い込む癖があって。そんな自分がいるからこその今があるとは思うんですけど、「あそこまで緊張しなくてよかったんじゃない?」とか、「本番どうにか踊れるから!」と本番前の自分に声をかけてあげたいです。

――自分へのご褒美は何をあげていますか?
甘いもの!本番前はエネルギーをとるために食べています。あとは、本番後一息つきたいときや、友達と話しながら甘いものを食べる時間が一番のご褒美で、一番リラックスできますね。

 

 

 

 

 

 

――プレゼントするときはどういうものをあげることが多いですか?
小さい頃から、刺しゅうやクロスステッチをしたタオルやバッグを、母からお守りとしてもらっていたこともあって、私も手芸が好きなんです。それで、マリアネラ・ヌニェスさんに初めてマリイスキーでお会いしたとき、ネズミのバレリーナの刺繍をプレゼントしました。思い返せば、コンクールや舞台の度に先生やお母さんにがんばるねと手紙を送ったり、小学校の時入っていた手芸クラブで作ったものを本番前に渡したりしていました。小さいメッセージカードはプレゼントするときに絶対に沿えます。そういうものは海外にないので、毎回帰国するときに買っています。

Interview:Ayako Kaji

次回1月上旬更新予定

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